日本と韓国におけるアサギマダラの初めての移動記録
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
著者の一人(野下広人)は,2009年5月15日,日本の長崎県南松浦郡新上五島町で22個体のアサギマダラParantica sitaを採集し,サインペンで日付,番号,地名をマークしたのち,同地で放逐した.著者の一人(崔元浩)は,2009年6月15日に標識地から約540km北に離れた韓国江原道の中部にある桂芳山(1,577m)のキャンプ場でそのうちの雄1個体を再捕獲した.この記録によって,本種がこれまで知られていなかった日本と韓国の間を移動することが初めて明らかになった.
- 2010-07-30
著者
-
崔 元浩
Department of Biology, College of Natural Sciences, University of Incheon
-
蔡 道榮
Department of Biology, College of Natural Sciences, University of Incheon
-
李 哲敏
Entomological Laboratory, Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture Unive
-
平井 規央
Entomological Laboratory, Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture Unive
-
崔 元浩
Department Of Biology College Of Natural Sciences University Of Incheon
-
李 哲敏
Entomological Laboratory Graduate School Of Life And Environmental Sciences Osaka Prefecture Univers
-
蔡 道榮
Department Of Biology College Of Natural Sciences University Of Incheon
-
平井 規央
Entomological Laboratory Graduate School Of Life And Environmental Sciences Osaka Prefecture Univers
関連論文
- 日本と韓国におけるアサギマダラの初めての移動記録
- 本州と四国におけるクロマダラソテツシジミの記録
- 大阪国際空港周辺におけるシルビアシジミの分布と季節消長
- 日本と韓国におけるアサギマダラの初めての移動記録
- 大阪国際空港内におけるシルビアシジミの生息状況
- 韓国でアサギマダラにマーク
- アオタテハモドキ(鱗翅目,タテハチョウ科)の発育と季節多型および耐寒性
- 東北から南下したアサギマダラ
- イチジクヒトリモドキ大阪個体群の発育と休眠における日長と温度の影響
- アサギマダラ幼虫の人工飼料による飼育
- 太陽光照射によるツマグロキチョウの翅の色彩変化
- 大阪国際空港周辺におけるシルビアシジミの分布と季節消長