出穂後の海水散布が水稲の品質・収量に及ぼす影響
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概要
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出穂後のコシヒカリに海水を散布し,海水散布時期と収量・品質との関係について調査を行った.また,潮害による変色籾のため判断が難しくなる収穫の適期について検討した.出穂27日後頃を境として,これより早い時期に潮害を被ると収量・品質の被害が急激に高まった.また潮害を受けると収穫の遅れにより胴割粒の発生が助長されることから,出穂後積算温度が1000℃よりも早い時期の収穫が望ましいことがわかった.
- 日本作物学会の論文
- 2009-03-31
著者
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