医療現場において日本語が必要とされる場面 : あるフィリピン人看護助手の調査を通して見えてきたもの
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概要
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日本の医療現場で外国人が働く場合、どのような場面で日本語が必要とされるのか、また、言語的にどのような問題があるのかを調べるため、一人のフィリピン人看護助手と1年間不定期であるが会ってインタビューを行い、働く上での問題点などを聞いた。また二日間職場で行動を共にし、観察を行った。さらに同じ職場の日本人の看護師や看護助手にアンケートを行った。その結果、語学の面では本人が考えている日本語力と、同じ職場の日本人がフィリピン人看護助手に対して抱いている日本語能力にはある程度の違いがあることがわかった。また、医療現場で働く上で漢字が読めることの必要性もわかった。
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