中級における会話指導の試み
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概要
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本稿は中級における会話指導の実践報告である。既習の文法項目が、どのようなことを伝えたい時に使えるのかを、モデル会話として提示し、クラスで一対一で練習した。クラスでの練習の最後に毎回数人会話を録音し、後日個別指導を行なった。このような指導を行なったことで、話すということに対して学生があまり気おくれがしなくなり、積極的に自ら話すようになった。また、個別の発音やイントネーションなどの指導で、自分の間違いや癖を自覚できたことも収穫の一つだったと思われる。
著者
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