2.マウスの口腔内部位による味覚感受性および味覚関連遺伝子発現様式の差(<総説特集>味覚情報の伝達機構-2)
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概要
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近年、味覚受容の分子機構についての研究は大きく進展してきており、以前からの生理学的解析で観察された知見に対する分子生物学的な裏付けが次々に達成されている。その中で、口腔内における味感受性の差についても従来からの生理学的知見に加えて遺伝子発現解析の知見が増えてきた。そこで、本稿では、特に口腔内における味感受性の差について分子レベルでどこまで迫れるかということを念頭に、今までに明らかにされているマウスの口腔内における味感受性の差について生理学的知見と遺伝子発現様式の知見を大まかにまとめてみたい。
著者
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