子どもの発達観から子どもの学びと指導のあり方を再考する
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概要
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幼稚園教育要領及び小中学校の学習指導要領が改訂され,新たな図画工作科や美術科の教育が始まろうとしている。これらの教育理念の根底にあるのは「新しい学力観」である。これらは,これまでの指導のあり方を問い,子ども側に立った支援や援助,環境の構成などを生み出した。しかし,「新しい学力観」を基にした「要領」と「指導」は両輪として機能して,20年を経てきたかについては疑問である。改めて幼児教育から小学校の図画工作科教育へのつながりなど,子どもの発達観から子どもの学びと指導のあり方を考察する。さらに新学習指導要領に示された[共通事項]の意味は,子どもの再発見であることを提案する。
- 2009-03-21