イメージ創出の系とイメージ構築の系から考える指導の一考察
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概要
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現代が抱える問題として,イメージの喪失や欠如がある。このことが及ぼす事態は,これからの時代において,予想もつかないほど深刻な問題となるような気がしてならない。図画工作における造形遊び等の造形表現活動は,イメージの創出や構築において有用な役割を果たしているが,その機能の縮小や時間削減は,喫緊の課題といえる。図画工作における造形表現活動の役割や機能の説明責任を果たしつつ,造形の基本動作を改めて確認し,それぞれが果たす役割や機能について,実践事例を交えて問い直し,授業の質を高める指導の在り方を考えたい。
- 美術科教育学会の論文
- 2007-03-31