ボルネオのEupithecia hollowayi sp.n.(鱗翅目,シャクガ科)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
カバナミシャク属Eupitheciaは鱗翅目の中でも,多種を擁する属の一つであるが,Malesia地域では貧弱になり,オーストラリアやニュージーランドでは,カバナミシャク族の別属に置き換えられていく.ボルネオからは7種が記録されている(Holloway,1997).ミュンヘンの博物館にあった標本1♂を調べたら新種だったので,ここに記載する.この種はthe proterva groupに属し,外見はユーラシア種のE.centaureataに類似し,雄の第8腹板は日本のアキカバナミシャクE.subfumosaとキモンカバナミシャクE.flavoapicariaに似ているが,交尾器の形態で容易に区別される.
- 2010-03-15
著者
-
MIRONOV V.
Zoological Institute RAS, Universitetskaya nab.
-
GALSWORTHY A.
The Natural History Museum
-
Mironov V.
Zoological Institute Ras Universitetskaya Nab.
-
Mironov V.
Zoological Institute Ran
関連論文
- ボルネオのEupithecia hollowayi sp.n.(鱗翅目,シャクガ科)
- 西部ヒマラヤのカバナミシャク属I
- 東南アジア大陸部のカバナミシャク属I
- 東南アジアのカバナミシャク属II
- 中国のカバナミシャク属(4)
- 中国のカバナミシャク属(3)
- 中国のカバナミシャク属(2)
- 中国のカバナミシャク属(I)
- 中国のカバナミシャク属(5)
- 中国のカバナミシャク属(4)
- 台湾のカバナミシャク属
- 西部ヒマラヤのカバナミシャク属II
- 西部ヒマラヤのカバナミシャク属III