西部ヒマラヤのカバナミシャク属I
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概要
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主にカシミール地方を中心に西部ヒマラヤのカバナミシャク属Eupitheciaを再検討し80種を認めた.本報は3分割した第1報で,6新種(E. phaea Mironov & Galsworthy, E. dalhousiensis Mironov & Galsworthy, E. thomasi Mironov & Galsworthy, E. vinibua Mironov & Galsworthy, E. karli Ratzel & Mironov, E. bestia Mironov & Galsworthy)の記載を含むほか,いくつかのシノニムを整理した.その中には,これまで日本でE. tabidaria Inoueとして知られるハラキカバナミシャクを含む.ハラキカバナミシャクの学名はE. subtacincta Hampson, 1895となるが,カシミールから沿海州,日本にまで分有する広域種であることが分かった.
- 2008-01-05
著者
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GALSWORTHY A.
The Natural History Museum
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Mironov V.
Zoological Institute Ras Universitetskaya Nab.
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Mironov V.
Zoological Institute Ran
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