福祉用具の供給システムに関する研究:補聴器供給におけるQOL向上策を中心として
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概要
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本研究は、ユーザーの生活支援の視点に立った補聴器の供給システムのあり方を検討することを通して、福祉用具の供給システムのあり方を検討することを目的とする。わが国の補聴器供給システムにおける課題として、1. 補聴器専門技術者の資格制度の確立、2. 補聴器専門店の認定方式の確立、3. 補聴器の製造及び販売に関する公的規制および補聴器業界の自主基準ルールの明確化、4. 補聴器の開発・改良のさらなる進展、5. 公的給付制度のみなおしの必要性が認められた。聴覚問題に特化し、最優先事項として補聴器供給にかかる関係重要情報の総括的な収集と分析を行い、聴覚障害の対策戦略の策定提言を目的とし、かついずれのグループからも独立して横断的にコーディネイトする公益団体が必要である。
- 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部の論文
- 2007-03-10
著者
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