補聴器装用とQOL : 評価尺度のための予備的検討
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概要
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福祉用具による支援技術は、障害者や要介護高齢者のリハビリテーションを促進し生活を豊かにしていくためには不可欠である。近年の科学技術の発展はこの分野においても目覚しいものがあり、障害者の生活に多大な広がりと変化をもたらそうとしている。他方、福祉用具は福祉サービス体系を含む供給システムの構築をもって初めて需要が満たされる。本研究は、高齢社会が進むなかでニーズの多様化がみられる補聴器を取り上げ、その供給システムの在り方を探ることを最終目的としている。特に、補聴器装用者の生活という視点を重視したQOL評価の考案を目指している。本報告は、評価軸を作成するために、「補聴器供給システムの在り方研究会」による「補聴器普及のためのニーズに関する調査」の結果から、QOLに関連する部分、特に装用者の満足度を検討したものである。
- 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部の論文
- 2006-03-10
著者
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