オーバージェットの過大と過蓋咬合を伴う骨格性2級の一治験例
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概要
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オーバージェットの過大と過蓋咬合を伴う骨格性II級と診断された10歳8ヵ月の男児に対して、上顎にコンビネーションヘッドギアを装着し上顎骨の成長抑制とII級の大臼歯関係の改善を図った。永久歯列に交換後、プリアジャストエッジワイズ装置、トランスパラタルアーチおよびコンビネーションヘッドギアを併用して矯正歯科治療を行った。その結果、良好なオーバージェット、オーバーバイト、I級の犬歯・大臼歯関係および緊密な咬頭嵌合が得られた。保定開始から2年経過した後も、安定した咬合関係を保っており、患者の十分な満足が得られた。
- 2009-02-20
著者
-
鈴木 貴裕
朝日大学歯学部口腔構造機能発育学講座歯科矯正学分野
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豊田 弘政
朝日大学歯学部歯科矯正学講座
-
増岡 尚哉
朝日大学歯学部口腔構造機能発達学講座歯科矯正学分野
-
岩橋 慎也
朝日大学歯学部口腔構造機能発育学講座歯科矯正学分野
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豊田 弘政
朝日大学歯学部口腔構造機能発育学講座歯科矯正学分野
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増岡 尚哉
朝日大学歯学部口腔構造機能発育学講座歯科矯正学分野
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