保育・介護労働の現状と課題 : その3.保育労働者の健康と労働環境および関連要因の検討 : 児童養護施設および介護施設勤務者との比較から(人文・社会科学系)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
首都圏の保育・介護等の専攻コースを持つ女子短期大学の卒業生5000名を対象に「福祉(保育・介護)労働に関する調査」を実施した。回収された718名(回収率14.4%)のうち、現在、福祉労働に従事している288名の回答を分析した。本分析は、調査項目のなかから、「保育労働者の健康についての実態把握と、労働環境および関連要因との検討」を行うことを目的として行われている。分析の結果、保育労働者の約3割が健康状態を悪いと評価しており、自覚症状として「肩こり」、「腰痛」、「首のこり」などの症状を多くの者が訴えていた。また、健康状態の評価には、「ストレスの度合い」「身体の疲れ度合い」「仕事のやる気度」が影響を及ぼしていることが明らかとなった。
- 2010-02-25
著者
関連論文
- 保育・介護労働の現状と課題 : その3.保育労働者の健康と労働環境および関連要因の検討 : 児童養護施設および介護施設勤務者との比較から(人文・社会科学系)
- 保育・介護労働の現状と課題(人文・社会科学系)
- ホルムアルデヒド曝露の健康影響に関する研究
- ベビーマッサージ教室の実践とその効果