意見の性質と変曲点に着目したビジネスシステムの変化の記述とその利用に関する研究
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概要
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本研究では,過去の経験的情報から類似の変化を考える他のビジネスシステムが,将来役立つ情報にアクセスできるようにするために,ビジネスシステムの変化を記述し,分析する方法を提案する.研究の焦点は,意思決定過程における議論や討論,変曲点である.意見の性質は,ビジネスシステムの変化がし易いか,多くの意思決定からどれが変曲点かを知る手かがりを示す.変曲点は,意思決定者に何が重要な意思決定かを考えさせる.さらに他の会社によってなされた意思決定への観察を通じて,意思決定者は,推進すべき事,避けるべき事の決定を助ける情報を得ることができる.本研究では,意見の性質と変曲点を定義してビジネスシステムトランスフォーメーションモデル(BSTM)に採用し,BSTMを用いた分析の手順を示す.さらに手順の事例への適用と運用上の特定の問題を通じて本研究の有用性を示す.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 2006-12-15
著者
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