比嘉政夫著『沖繩群島(琉球列島)祭祀空間的村落與家』
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概要
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集落は、国家的行政機構の下位組織でありながら、自立的な祭祀運営体として独自の儀礼や空間的領域を持っており、祭祀的小宇宙(ミクロコスモス)として捉えることができる。集落の出口、入り口などの境界で行われる儀礼をとおして人間世界と他界の認識を知ることができる。そして、北や南などの方位と結びつく人々のさまざまな観念をとおして村落の構造を分析する方法は琉球列島のみでない、東アジア、東南アジア地域にも適用できると考える。特に中華文化圏の人々に琉球への理解を深めるために方雨訳して紹介する。(出典:『宗教人類学』佐々木宏幹 村武精一編第6章3節。)
- 2005-06-30
著者
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