理工学基礎科目の開発 : 振動現象編
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概要
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最近の学生の実態と,今年度から入学してくる新教育課程による1年生を考慮しつつ,大学2年終了時での物理学のminimum essentialsとしての力学と電磁気学の振動現象を中心にすえた理工学基礎科目の開発を試みた。この科目の特色は物理理論を表示する数学(微分方程式)の提示とその解法,実験および実験データ解析のためのコンピュータ操作の3分野について,これらを融合し,相互の関連を1科目の中で把握可能なように構成されていることである。特に,力学分野の実験では,理論を十分な精度で多角的に検証できる実験を開発することができ,学生に十分なmotivationを与えることができると考えている。
- 日本物理教育学会の論文
- 2006-09-13
著者
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