宇宙物理学 : 20世紀から21世紀へ(その3)
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概要
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人類は,古来,宇宙からくる可視光を観測してきた。可視光は,ごく限られた範囲の波長の電磁波(3,000Åから7,000Å)である。20世紀に人類は可視光以外の電磁波で宇宙を観測できるようになった。その結果,想像を越える宇宙の様子が明らかにされた。宇宙論的な天体クウェーサー,強い電波を出す銀河,規則正しいパルスを出すパルサー,銀河集団に含まれる1億度のガスから放射されるX線など,地上では考えられないような極限状態にある物理現象が見られたのである。
- 日本物理教育学会の論文
- 2000-12-30
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