教室に無重量空間を : 質量を理解するための一連の教材
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概要
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生徒に力学を教える上で,最も困難な概念に「質量と重さ」が挙げられる。日常生活において,我々は,物質を「重さ=質量」としてとらえ,この二つを区別する必要がないからである。生徒たちは,こうした「重さ=質量」の日常的な見方から,突然,物理の授業において,「重さ」とは全く異なった概念としての「質量」を学ばねばならない。そこでこうした困難を解決するために,教室に無重量空間をつくり,重さと質量の違いを理解させるための一連の教材を開発した。
- 日本物理教育学会の論文
- 1997-10-30
著者
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