光電管によるフランク,ヘルツの実験とプランク定数の測定
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概要
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これまでの熱電子と封入原子との衝突によるフランク,ヘルツの実験装置では,プランク定数の測定,あるいは光の粒子性などを一貫して実験することは,原理的に不可能であった.そこで,He.Ar,Neなどの稀ガスを封入したグリッド入り3極型光電管を試作し,Hgあるいは,Cdランプなどから放射される光を光電面に直射させ,プランク定数の測定と同時に光電子と封入原子との衝突によって,フランク,ヘルツの実験をおこない,共鳴電圧を測定することができたので報告する.
- 1979-05-15
著者
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