教育について
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概要
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本論文は,ニュートリズムの観点により,教育について分析したものである。教育とは,教え育むではなく,育み教えることであり,成長を手助けすることであり,ひっぱたく,ひっぺがすではない。理解する,理解させるという点では,講義スクリプトと受講スクリプトのマッチングが取れていれば理解が進むが,ずれがある場合,受講生の情報受信不能・理解不可能状態や理解するのに時間がかかるといったことが生じる可能性がある。また,講義受講スクリプト(科目スクリプトやテーマスクリプト)における順向抑制や逆行抑制についても留意する必要がある。個別対応を考える場合,個人スキーマや個人スクリプトという観点が必要であり,レディネスとレミニセンスを考慮する必要もある。受講生(児童・生徒・学生)は,高校までと大学との合格ラインの違いを理解する必要がある。さらに,学校教育機関での評価とビジネスの世界では,評価基準が違うことを理解する必要がある。ビジネスの世界で必要とされる能力は,100%以上である。また,成績評価という点では,受講生(児童・生徒・学生)は,うっかりミス(項目反応理論におけるD)を考慮して勉強しておく必要がある。人間形成,社会的人間関係,および,社会的相互関係という点では,日常生活への心理学の応用である応用行動分析や応用認知心理学など,自我の形成のために自分自身で自分自身に対して使えるようになる必要がある。
著者
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