行動指標を用いたCRMスキル計測手法の開発
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概要
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ヒューマンエラーに対抗する有効手段として、航空機乗員に対してCRM訓練が実施されている。訓練の妥当性を検証し、訓練内容を改善していくためには訓練による効果を継続・調査することが必要である。一方、航空機乗員においてどのようなCRMスキルが発揮され、また欠如されているかを把握することも、安全な運航を達成するために重要である。JAXAではCRMスキルを実践的なものとして定着化させるため、CRMを実践するための乗員の行動指標(指標として明確に示される具体的な行動)を開発してきたが、本研究ではこの行動指標を用いて、乗員のCRMスキル行動を計測する手法を提案・開発した。開発した計測手法は数回の改良を重ね、最後に模擬LOFTを通して評価を行った。
著者
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津田 宏果
宇宙航空研究開発機構航空プログラムグループ運航・安全技術チーム
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野田 文夫
宇宙航空研究開発機構 航空プログラムグループ 運航・安全技術チーム
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飯島 朋子
宇宙航空研究開発機構 航空プログラムグループ 運航・安全技術チーム
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津田 宏果
宇宙航空研究開発機構 航空プログラムグループ 運航・安全技術チーム
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飯島 朋子
宇宙航空研究開発機構
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