乳幼児のスキンケアに関する研究 : シュガースクラブの効果
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概要
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乳幼児の皮膚は、角質層が薄く、バリア機能も低く皮膚表面は容易に傷つきやすく、雑菌などによる感染のリスク状態にあり、皮膚トラブルを起こしやすい。しかし看護系に乳幼児のスキンケアに関する先行研究はほとんど見られない。そこで、本研究(委託研究)は、乳幼児のスキンケアにてん菜砂糖に、精油・食用油でオイルコーティングしたシュガースクラブの保湿効果を検証することを目的とした。医師の皮膚テストにより安全性を確保し、入浴後に使用する実験群と、入浴のみの統制群とに分け22名の乳幼児を対象とした。指標にはモデラスを用いて水分値、弾力値、肌状態を入浴前と入浴30分、60分後に測定した。結果、水分値、肌状態は30分後が有意に上昇したが、60分後は低下傾向を示した。保湿効果の持続性は、今後の継続研究で検証する必要がある。視診・触診による肌状態の観察結果は、統制群の乳幼児に変化はなく、実験群では乾燥状態の皮膚がしっとりとし保湿効果が得られた。
- 2009-03-20
著者
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山口 求
広島国際大学看護学部
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今村 美幸
広島国際大学看護学部
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松高 健司
広島国際大学看護学部
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光盛 友美
広島国際大学看護学部
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山口 求
広島国際大学 保健医療学部 看護学科
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光盛 友美
日本赤十字豊田看護大学
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今村 美幸
日本赤十字豊田看護大学
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