新しい日本型経営の探索 : 営利・非営利の垣根を越えて(第3報告,日本型経営の新しいモデルを求めて)
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概要
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先進国が主導してきた20世紀型の経済成長の終焉と低成長に入った日本。産業、国民生活、行政に構造的な停滞とひずみを感じ、改革の必要性を感じながら、従来の成長のイメージを不確かに抱き続け、明日へのビジョンを描ききれないわれわれ日本人。人口減少と低成長の中でマイナス成長に陥らない企業収益が求められる企業。こうした環境の中で、21世紀の日本企業に求められるのは、企業経営者の意識の転換であろう。収益一辺倒の旧来の企業経営の価値観の見直しの中から、新たな「成長シナリオ」が見出せるかもしれない。こうした問題意識をもとに、本報告は未曾有の転換期にあるわが国の企業経営のあり方を、「持続可能な企業」のコンセプトを手がかりに模索したものである。欧米では、既に本格的な「持続可能な企業」として踏み出した企業も見受けられる。新しい日本型経営には、変容する資本主義とわが国の社会の構造的な変化をしっかりと見据えた真にビジョンのある経営者の輩出が望まれる。
- 2009-10-23
著者
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