在宅静脈栄養を必要とする子どもと家族の生活と看護に関する文献検討
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概要
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腸管機能不全により在宅静脈栄養(home parenteral nutrition,以下HPN)を必要とする子どもと家族の状況を把握し、看護援助における課題を明らかにすることを目的として、国内の看護論文の検討を行った。1987年から2007年まで(過去20年間)の期間で医学中央雑誌Web版、最新看護索引Web版などにより文献検索を行い、27の看護論文を検討の対象とした。検討の結果、以下のことが見出された。1.HPN導入時には個別の援助がされており、指導対象の中心は母親であった。2.食事については食欲低下や咀嚼・嚥下などの問題、排泄については夜間の排尿や下痢などの問題があり、健康児とは異なった困難な状況があった。3.子どものセルフケアは、学童後半以降になっても進められていない事例が多かった。4.看護援助における課題として、子ども・家族からの情報をさらに把握し、発達段階による問題の整理とセルフケアの目標も含めた援助の指標を整備していく必要がある。
- 日本小児看護学会の論文
- 2008-03-20
著者
-
堂前 有香
千葉県こども病院
-
西野 郁子
千葉県立保健医療大学
-
石川 紀子
千葉県立衛生短期大学
-
阿部 美夏子
千葉県立衛生短期大学
-
西野 郁子
千葉県立衛生短期大学(看護学)
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西野 郁子
千葉県立保健医療大学健康科学部看護学科
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西野 郁子
千葉県立衛生短期大学看護学科
-
阿部 美夏子
千葉県立衛生短期大学看護学科
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