電気二重層キャパシタを用いた直接メタノール型燃料電池制御システムの開発(電子通信エネルギー)
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概要
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直接メタノール型燃料電池(DMFC)は特にモバイル用途の新たな高密度電源として期待されている.しかしながら,エネルギー密度の高さとは逆に出力密度の低さが問題となっている.それゆえ,DMFCを搭載した携帯機器のサイズは既存バッテリを搭載した携帯機器よりもはるかに大きいのが実状である.加えて,DMFCの出力電力は周囲環境等によって変化するため,安定した電力供給制御が難しい.本論文ではDMFCと電気二重層キャパシタ(EDLC)を用いたモバイル用の新たなハイブリッド制御システムを提案する.そして,EDLC以外の蓄電デバイスをハイブリッドにした場合と比較して,提案したEDLCハイブリッドシステムの利点についても紹介する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-02-01
著者
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菊地 睦
(株)日立製作所 日立研究所
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菊地 睦
(株)日立製作所日立研究所
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乗松 泰明
(株)日立製作所日立研究所
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叶田 玲彦
(株)日立製作所日立研究所
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叶田 玲彦
日立製作所日立研究所パワーエレクトロニクス第2研究部
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