HEV用リチウムイオン二次電池制御回路の開発(電子通信エネルギー)
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概要
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リチウムイオンニ次電池の実用化にあたっては,電池制御回路を設け,各セルを均等なSOCに維持させることと,各セルの状態を監視し,安全に使用すること,及び,電池システムの状態を検知し,それに応じた充放電制御を行う必要がある.そこで,電池制御アーキテクチャの最適化検討を行い,これを実現する電池制御専用IC及び電池制御回路を開発した.電池制御専用ICは,高耐圧アナログ・ディジタル混載プロセスを採用し,新コンセプトの非絶縁・デイジーチェーン通信アーキテクチャを実現可能とした.これにより,本ICを搭載した電池制御回路は,マイコン,フォトカプラほかディスクリート部品を用いて構成した従来品に比べ,基板面積は約20%,部品点数は約10%,FIT数は約4%と大幅な小型,高信頼,低コスト化を達成した.
- 2008-01-01
著者
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山内 辰美
日立ビークルエナジー株式会社
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菊地 睦
(株)日立製作所日立研究所
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江守 昭彦
(株)日立製作所日立研究所
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坂部 啓
(株)日立製作所日立研究所
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河原 洋平
(株)日立製作所日立研究所
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乗松 泰明
(株)日立製作所日立研究所
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菊地 睦
日立ビークルエナジー株式会社
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工藤 彰彦
日立ビークルエナジー株式会社
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堀場 達雄
日立ビークルエナジー株式会社
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