周波数選択板を用いた電波吸収体に関する基礎的検討(計測・探査)
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概要
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整合型電波吸収体は,電波吸収体表面で反射する電波と,電波吸収体内に進入し金属板で反射され再び電波吸収体の外へ出てくる電波の位相整合により両波を相殺する原理を用いているため,単一の電波吸収層をもつ整合型電波吸収体では,一般的に単一周波数対応で,十分な吸収性能が得られる帯域が比較的狭い短所がある.本論文では,単層型電波吸収体の吸収層と反射板の間に無損失誘電体を基材とする周波数選択板を挿入することにより,複数周波数で位相整合を行い,複数周波数で吸収ピークをもつ電波吸収体を提案し,C帯に対応する当該電波吸収体を設計及び製作し,電波吸収量を測定し,基礎的検討を行った.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-01-01
著者
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