血尿 : 臨床的意義
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概要
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血尿は古来より腎疾患の主要徴候の一つと目されているが,近年新しい検査方法の出現により,ややもすればその診断価値は過小視され易い形勢にある。この時にあたり,その臨床的意義を検討するため,まず診断上留意すべき諸点-正常値,異常値-を述べ,つぎに糸球体腎炎,ネフローゼ症候群における予後推測の指標としての血尿の意義を述べ,終りに最近話題となっているrecurrent hematuriaを解説し,これと組織検索で特異な所見を示すnephropathy with mesangial IgA-IgG depositsとの関連性について論及する。
- 千葉大学の論文
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