モルモット摘出輸精管標本における2,3中枢作用薬の効果(<特集>脳と神経の研究VI)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
摘出モルモットhypogastric nerve-vas deferens標本について電気刺激条件の検討ならびに,2,3中枢作用薬の作用を研索した。刺激条件として,電圧,パルス巾,刺激時間,サイクルおよび間隔があげられ,特にサイクルが最も重要な要因であることを考察した。薬物作用としては,DiazepamとChlordiazepoxideは平滑筋に対する抑制作用が,Chlorpromazineには抗Nor-Adrおよび抗-ACh作用が,Oxypertineには抗-Nor-Adr作用が,BufotenineおよびTetrodotoxinには神経機構に対する作用が示された。なお,Pentobarbitalの作用はTeterodotoxinに類似していた。
- 千葉大学の論文
著者
関連論文
- Pyribenzyl methylsulfate(CG-201)の薬理(脳と神経の研究V)
- シナップス伝達機構 : 自律神経節を中心として
- 4.向神経性カビ毒の薬理活性(真菌症と真菌中毒症)
- 自律神経系の薬理 : 消化管の神経筋伝達を中心として(脳と神経の研究IX-自律神経をめぐって)
- コリンエステラーゼ賦活薬について : とくに留意したい2,3の薬理作用(くるつふあっせん)
- 5-3 平滑筋におけるtransmissionとその薬理(5.内臓の神経支配,昭和44年度(1969)千葉大学医学部公開講座抄録集)
- モルモット摘出輸精管標本における2,3中枢作用薬の効果(脳と神経の研究VI)
- 24. 腹窓法によるGABA誘導体の腸管作用の検討(一般口演,第44回千葉医学会総会 第13回千葉県医師会学術大会 第6回日医医学講座連合大会)
- 結晶Tetrodotoxinの脊髄反射におよぼす影響について(脳と神経の研究II)
- 4) 血圧下降剤Rauwolfia serpentinaの薬理(千葉医学会第30回総会,昭和28年度千葉県医師会医学会連合大会)
- 29. 二・三抗赤痢・サルモネラ菌剤の薬理(基礎医学,千葉医学会第29回臨時総会演題)
- 摘出平滑筋におけるPerimetazine作用の薬理学的解析
- Tetrodotoxinの神経筋伝導に及ぼす影響について
- 剔出ラット横隔膜神経筋標本における二,三4級アムモニゥム塩の薬理学的研究 特にその相互作用について