影山日出彌の憲法理論の検討(1) : 科学的憲法学の遺産とその課題
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では、日本の憲法学史上で特筆すべき科学的憲法学の成果を残した一憲法学徒、影山日出彌の憲法学の遺産について、検討するものである。同氏が、1960年から1976年までの17余年の期間に正面から科学的憲法学の方法論から現代国家論、主権論、民主主義論、人権論などの憲法学の諸問題に取り組んだ学風とその成果を再確認しつつ、現代的視点から継承すべき課題を提示するものである。
著者
関連論文
- 影山日出彌の憲法理論の検討(1) : 科学的憲法学の遺産とその課題
- 影山日出彌の憲法理論の検討(2) -科学的憲法学の遺産とその課題-
- 影山日出彌の人権理論 -科学的憲法学の遺産とその課題-
- 障害者自立支援法と「格差」・「貧困」・「不平等」の構造
- 障害をもつ人の移動の権利と福祉まちづくりの課題
- 障害をもつ人の人権・社会参加と「欠格条項」 : 憲法論的考察
- 障害をもつ人々の社会参加の現状と課題(2) : わが国の社会参加の法と制度の障壁の現状を中心として
- 障害をもつ人々の社会参加の現状と課題(1) : わが国の社会参加の法と制度の障壁の現状を中心として
- 〈 翻訳紹介〉障害者と人権 : 法的枠組み : 障害者と人権の文献紹介(その1)
- アメリカにおけるADAと機会平等の思想
- 憲法の歴史性と「人間像」(2) : 「障害者の人権」に関連して
- 憲法の歴史性と「人間像」(1) : 「障害者の人権」に関連して
- 障害者の人権と憲法学
- 障害者の人権の現状とその課題 : 「障害者基本権」の試み
- ヴァイマール共和国における社会化法と経済的自治
- ヴァイマール憲法における社会権とレーテ運動(2・完) : 社会権形成史の一側面として
- ヴァイマール憲法における社会権とレーテ運動(1) : 社会権形成史の一側面として
- 基本権研究の方法と課題(3・完) : 基本権研究序説
- 基本権研究の方法と課題(1) : 基本権研究序説
- 基本権研究の方法と課題(1) : 基本権研究序説
- 障害のある人の権利保障と障害差別禁止法の枠組み
- 立法不作為をめぐる憲法訴訟理論の一考察 : 西ドイツの論議を中心として
- 障害のある人の発言保障と参政権保障の課題 : 「中津川代読拒否訴訟」を通して
- 成年被後見人の選挙権の剥奪と公職選挙法の合憲性 : 成年後見制度の意義と東京地裁判決の検討