眼球運動計測タイプのスクリーニング用視野検査手法の検討 : 反応時間の安定性の評価
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概要
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本研究は,探索的眼球運動の生理学的特性を利用した視野検査システムの開発を目的とした基礎特性の検討として,健常成人男性5名に対して,固視点を原点とする8方向に視標を提示し,その時の固視点から提示された視標の位置へ視線を動かすまでの反応時間を計測した.その結果,被験者・試行回数にかかわらず,反応時間は2秒以内に収まり,また,試行間における反応時間の標準偏差は,各被験者±0.1秒程度の結果が得られた.このことから,提案する手法が反応時間を視野領域検出のパラメータとして利用できる可能性が示された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-05-15
著者
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小谷 賢太郎
関西大学システム理工学部
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田村 俊樹
関西大学大学院
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朝尾 隆文
関西大学システム理工学部
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堀井 健
関西大学システム理工学部
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小谷 賢太郎
関西大学 システム理工学部
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朝尾 隆文
関西大学 システム理工学部
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堀井 健
関西大学 システム理工学部
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