群馬県衛生環境研究所で同定した衛生動物の最近5年間(1999〜2003年度)の新動向
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概要
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1999年度から2003年度に群馬県衛生環境研究所で同定した衛生動物の動向をまとめた.その結果,次のことが明らかになった.1)5年間の依頼件数は204件(227検体)で,2000年度が56件(57検体)と最も多かった.2)検体は,ハエ目,コウチュウ目,チョウ目に属する昆虫が多かった.3)検体の採集場所の内訳は,室内39%,野外23%,食品中31%,ヒトおよびペット7%であった.4)食品から発見された昆虫群としては,ハエ目とチョウ目が多かった.発見された食品群別では,穀類およびその加工品が最も多かった.5)ヒトやペットから採集された検体としては,マダニ科のダニが多かった.
- 日本ペストロジー学会の論文
- 2005-10-30
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