リソース情報の適正な管理活用に向けたデータアーキテクチャ検討とシステムの実装について(OSS構築)
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概要
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近年、急増するIP系サービス需要に対して多様化したサービスを迅速に提供するため、サービス個別に開発されるOSS(Operation Support System)のフロースルー化が進められ、SO(Service Order)処理の期間短縮が図られてきた。その一方で、業務アプリケーションで構成利用するデータの体系的な管理が十分に考慮されていなかったことにより、必要の都度システム連携を行って、データの利用を進めてきた。その結果DA(Data Architecture)的に重複データの存在、メタデータ認知不足、データ正確性維持の問題が引き起こされ、それに付随して重複処理等に繋がっている。あわせてNWトポロジーも複雑化し、データ流通の生成から消滅までの管理が体系化にできていない状況にある。これらの要因により開発費の高騰及び開発期間の長期化を招いている。上記の問題に着目し、DAの全体最適化と共にメタデータ管理を実現するデータ活用のプラットフォームを段階的に導入している。本稿は、DAに対する考察とプラットフォームの導入によって得られた知見を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-03-05
著者
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山下 陽一
西日本電信電話株式会社
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岩嶋 伸行
西日本電信電話株式会社技術革新部ITイノベーション部門
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速水 茂和
西日本電信電話株式会社技術革新部ITイノベーション部門
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日高 伸二
西日本電信電話株式会社技術革新部ITイノベーション部門
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石川 数馬
西日本電信電話株式会社技術革新部ITイノベーション部門
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中山 由之
西日本電信電話株式会社技術革新部ITイノベーション部門
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森 英俊
西日本電信電話株式会社技術革新部ITイノベーション部門
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山下 陽一
西日本電信電話株式会社 技術革新部 Itイノベーション部門
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森 英俊
西日本電信電話株式会社 技術革新部 Itイノベーション部門
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岩嶋 伸行
西日本電信電話株式会社 技術革新部 Itイノベーション部門
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