教育基本法における「真理」の問題 : 1946年教育刷新委員会議事録を中心に(教育哲学)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In this paper, the Fundamental Law of Education in Japan is analyzed based on the proceedings of the Committee of Education in 1946, from the viewpoint of the aim of education. As a result, it becomes clear that the committee members could not reach agreement on the meaning of "truth". At that time, this issue was considered to be too abstract. Kohtaro Tanaka, the Minister of Education at the time, insisted on the importance of "truth" as a principle of democracy and peace, but his assertion was not understood by the committee. Therefore, the concept of "truth" should be reconsidered in order to find a new aim for Japanese education in this century.
- 国際基督教大学の論文
著者
関連論文
- キリスト教教育における「つまずき」の意義 : ヤスパースとブルトマンにおける聖書の位置づけ
- ヤスパースの実存哲学における習得理論
- 日本人にとってのヤスパース哲学とキリスト教(第15回大会研究発表要旨)
- 日本人にとってのヤスパース哲学とキリスト教 : 世間の中の日本人(第4回国際ヤスパース会議(ボストン)報告)
- 「超越者」の連関における「人格性」の意義と問題点 : ヤスパース哲学を中心に
- キリスト教教育における信仰の連続的側面と非連続的側面 : バルトとヤスパース
- 「習得」をめぐる諸問題 : ヤスパースの「暗号(Chiffre)」論を中心に
- 戦後日本におけるキリスト教教育理論の変遷と課題 : 二つの類型と新たな流れ
- W.イェーガーの「パイデイア・クリスティ」におけるキリスト教教育の原理に関する一考察
- 教育基本法における「真理」の問題 : 1946年教育刷新委員会議事録を中心に(教育哲学)
- 宗教的教養とキリスト教教育 : 新たな論理の必然性
- W.イェーガーの「パイデイア・クリスティ」におけるキリスト教教育の原理に関する一考察
- 「総合的な学習の時間」の曖昧さと課題
- 総合学習における実存哲学的存在論に関する一考察
- 無宗教と教育 : 日本人の宗教意識を手がかりに
- 教育哲学の方法としての思想研究の意味 : なぜ「〜(人名)の教育哲学」なのか
- 聖書物語を通じての子どもとイエスの出会い
- キリスト教教育に対する教育哲学的問題提起 : 学生による聖書解釈の事例研究を中心に
- 「交わり」の超越的契機 : 偶然性から必然性へ
- 消えた恩物 : フレーベル再考