SCMの視点からみた大学生の学力低下問題(<特集>大学とOR)
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概要
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教育を,幼稚園から大学まで続く,社会に対して有為な人材を送り出すためのサプライチェインとして捉える.このサプライチェインには,(1)教育が正の外部性を有するために政府が介入する,(2)原材料である児童・生徒・学生は意志に加えて意思も感情も獲得していく,(3)各教育機関では授業・講義が行われるが原材料自身の主体的かつ意識的活動なくしては目的とする知識も技能も獲得されない,(4)国民すべてがこのサプライチェインを経て教育を受けており,その後の長きにわたる社会生活を左右する最も大きな要因の一つとなる,という特徴がある.本稿では,このような視点から大学生の学力低下問題を考えて解決策を探ってみる.
- 2009-05-01
著者
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