価値創造プロセスにおける異部門間コミュニケーションの有効性ー日本の上場製造企業に対するアンケート調査に基づいてー
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概要
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厳しい環境変化の下で、企業が持続的成長を可能にするためには、常に新たな競争優位の構築に取り組まなければならない。つまり、企業は価値創造プロセスの活性化を通じて、いわば破壊的イノベーションを実現し、コア・ケイパビリティーを更新していかなければならないのである。こうしたコア・ケイパビリティーの更新には、企業の既存の知識体系や価値基盤に変化をもたらす創造的組織学習が不可欠である。日本の上場製造企業に対するアンケート調査結果の分析から、企業が創造的組織学習を実践し、破壊的イノベーションを実現するためには、多様性の促進と異部門間コミュニケーションが有効であるといえる。
- 2009-07-27
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