間取りと動線に関する考察 : グラフ理論によるアプローチ
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概要
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本論文は「インテリア計画」の立場から,「より適切な間取り図」の作成の一つとして,「グラフ理論を援用した間取り図の作図法」を提案した。この手法は,第1段階で「ドロネー図とボロノイ図の関係」を「ゾーニングと間取り図の関係」に援用し,第2段階では,それで得られた間取り図(ラフ)から不自然なところを「最適な動線は完全木である」という仮説に基づいて改良し,「より適切な間取り図」に仕上げていく方法である。この手法のポイントは「適切なゾーニング」であり,この仮説が真であることは著者によって数学的に証明されたが,この手法の可否は他の様々なライフスタイルで検証しなければ判明し得ないという課題を残している。
著者
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