構造モデリングによるゾーニングの検証 : 構造モデリングによるアプローチ
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概要
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本論文は,前報の続編に当たり,「ゾーニングと動線、計画」に対するDEMATEL法とISM法によるアプローチである。DEMATEL法はソーニングと動線計画が適切に行われているのか否かに関して豊富な情報を与えてくれ,適切性の検証のみならず,初期思案に適用すればその有力なサポートにも成り得ることが判明した。但し,DEMATEL法で初期思案を解析する場合には,従来の可到達行列によるよりも,距離行列で解析することを推奨する。ISM法による初期思案の解析は,今回のケースでは特に優れた情報を与えてくれるようには思われなかった。しかしながら,プール代数則による推移律は要素間の関連を瞬時に捉える上では有効でると思われる。
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