学生達の学習方略に対する更なる検証
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概要
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これは、教室の授業でメタ認知方略の活用を検証した前回の論文(2007年Hellman著)の続きである。このような学習方略の活用が学生達にとって有益なものかどうかについての結論は、前回の論文では出していなかったが、今回は、この分野での検証を一歩進める。その検証方法として、方略指導を、教師にも学生にも効率のよい効果的な付加的道具として重要なものであることを分析する。この論文は、次の2つの疑問に焦点を合わせている。第一は、方略指導が生徒による先例照応(レファレンシング)の準拠率を増加させる結果になるかどうか、第二は、方略的アプローチをした結果、先例照応の確度も増えるのかという点である。ちなみに、我々の検証の結果、両方の問題に対する答えは共にイエスである。
- 関西大学の論文
著者
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