ヤヌシュ・コルチャックの子ども観と子どもの権利尊重の思想 : 子どもを人間としていかに愛するか
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概要
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本論文では,まず,ヤヌシュ・コルチャック(1878-1942)の子どもの権利思想を支えた子ども観=人間観の内容・特質を概観したうえで,彼が子ども(本論文では特に乳児期の子ども)のなかに探究しようとしていた人間性とはいかなるものであったのか,またそこでの子どもと大人の関係や子どもと大人の本質的な異同についてどのように考えていたのか,これらの点について彼の代表的な作品『子どもをいかに愛するか(家庭の子ども)』を具体的に読み進めながら考察し,彼が「子どもの権利の尊重」という場合の子どもに対する大人の態度がいかなるものであったのかを明らかにしたい。
著者
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