最急降下法による学習プロセスの可視化技術とLVQの観察(テーマセッション6,複合現実感のためのパターン認識・理解)
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概要
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文字認識や音声認識で良く用いられるLVQは確率降下法の考え方でも説明することができ,これによればLVQを最急降下法による最適解探索問題として定式化することができる.一方で,ニューラル・ネットなど最急降下法を用いた学習プロセスでは,学習強度をあげると振動が激しくなって学習がうまく進まなくなるという現象が知られており,これについてはLVQでも同じ事が起こる.当然その対策はLVQでも必要であり,最急降下法の分野で用いられているものと同様な手法を適用することができる.本報告は,このような対処法について考察する以前の問題として,最急降下法において学習振動が起こる様子を,実際の文字認識におけるLVQを事例として観察する手法を提案し,その観察記録をまとめたものである.これはLVQをより効率良く進めるために,まず基礎として,学習振動現象の具体的把握を行なったものである.
- 2009-02-12
著者
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