類似文字識別のための単純類似度を用いた特徴フィルタ・マスク学習(テーマセッション5,文字・文書の認識・理解)
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概要
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類似文字識別での特徴抽出機構にMCE/GPD (Minimum Classification Error Criterion/Generalized Probabilistic Descent)を適用した特徴抽出フィルタ・マスク学習の研究の一環として,ユークリッド距離を内積演算,すなわち単純類似度に変更した方式についての検討,評価を行った.その結果、内積演算に変更してもユークリッド距離のケースとほぼ同じ結果が得られることを確認した.また目視によるフィルタ・マスクの確認では,双方同じようなマスクが生成されることも確認した.さらに,正規化と正準化を考慮した場合の更新式についても検討し,実験を行った.その結果,若干の性能向上が見られた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-02-14
著者
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