全員参加の「読解」と「音読」の英語授業 : LL室の機能を生かして
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概要
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本学の英語の授業は基本的には入学時に実施されるプレースメントテストの結果によってクラス分けされる。しかし実態はそのクラスの中ですら英語の学力差が顕著に現れてくる傾向がある。本論は英文の「読解」と「音読」を主体にした授業において、そのような学力差・意欲差に対応するためにLL室の機能をどのように活用したかを報告しながら、学習者全員が参加できる英語授業の構築について考察したものである。考察のテーマは「題材選択」「教材開発」「音声指導」「授業形態」「評価法」などに渡ったが、とりわけ学習者が訳出に困難を感じた「形容詞節の埋め込み文を持つ主語」のセンスグルーピングについては多角的な検討を加えた。
- 朝日大学の論文
- 2008-03-31
著者
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