任意の規則違反を含む四声体を用いた和声法学習支援の試み(演奏者支援)
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概要
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古典西洋音楽に関する理論体系の一つとして和声法があり,それの習得には四声体和声を音楽的に解釈できる能力の獲得が必要であると言われ,その能力は,(a)四声体和声を譜面に基づいて解釈できる能力と,(b)四声体和声の「響き」と呼ばれる特長に基づいて解釈できる能力の2つに分けられる.過去に和声法の学習支援システムが開発され,和声法を手軽に学ぶことができる環境が提案されている.しかし,それらのシステムでは譜面に基づいて解釈できる能力の獲得のみを想定しており,四声体和声の響きに基づいて解釈できる能力の獲得についてはあまり考慮されてこなかった.そこで本研究では,和声法学習における四声体和声をその響きに基づいて解釈できる能力の獲得を支援する学習システムの構築を目指している.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-12-12
著者
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