多周期リニアアレーアンテナに関する検討(アダプティブアンテナ,MIMO及び無線信号処理技術,無線通信一般)
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概要
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アレーアンテナは各素子の励振振幅位相を制御し,ビーム走査を行い所望の放射パターンを得ることが可能であるため,通信用,観測用アンテナとして多く利用されている.近年,アンテナの多機能化を図るため,複数の偏波,あるいは多周波数帯を共用する研究が各方面でなされている.偏波,あるいは多周波数帯を独立したアンテナ素子を用いると素子間隔が大きくなり,グレーティングローブが発生する.ここではビーム走査方向をある面に限定されているとき,その面に平行な複数のリニアアレーを考慮し,各リニアアレーの周期をそれぞれ変化させることでサイドローブのレベルを低減できる.各リニアアレーの相対位置及び周期を規則的に変化させた多周期リニアアレーアンテナのサイドローブレベルの低減結果を数値解析により示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-11-12
著者
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片木 孝至
三菱電機株式会社
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石井 隆司
三菱電機株式会社
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片木 孝至
三菱電機株式会社鎌倉製作所
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望月 恭介
三菱電機株式会社
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石井 隆司
三菱電機株式会社鎌倉製作所
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望月 恭介
三菱電機株式会社鎌倉製作所
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