石牟礼道子における存在の回復 : 対立から和解へ
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概要
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本論文で私は、文学といい政治といい、全体として石牟礼を貫くその方法と思想の転換に着目して、石牟礼が近代の原理としての「対立」から近代後の原理としての「和解」へという方法で、今日の存在の喪失からの回復を目指したことを明らかにしたい。
- 熊本大学の論文
- 2008-12-31
著者
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