分布定数線路の損失と時間応答の関係(マイクロ波/一般)

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概要

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パルス応答がステップ応答の和で表されることに着目して,分布定数線路の損失と時間応答の関係を調べている.導体損と誘電損がいわゆる無歪み条件を満たすとき,出力波形は無歪みになるが,この関係が成立しない場合は,出力端のパルス応答の平坦部は,常に右上がりになることを述べている。また,入力端のパルス応答の平坦部は,導体損が大きいとき右上がりになり,逆に誘電損が大きいときは右下がりになることを述べている.このことは,線路に損失を付加して無歪み線路にすることでアイダイアグラムの改善をはかるとき有用である.また,表皮効果によって.ステップ応答がどのように歪むかも検討している.
2008-10-16

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