いくつかの有限状態通信路の通信路容量について(若手研究者のための講演会)

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概要

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無記憶通信路の容量を求めるアルゴリズムがArimotoとBlahutによって確立されて久しい。また、特別の無記憶通信路であれば解析的に通信路容量を表現することもできる。しかし、通信路が記憶を持つとなると、通信路容量を陽に表現できるものはいまだにほんの数えるほどしか存在していない。たとえば、バースト誤りの標準的なモデルであるGibert-Elliott Channelの容量すら、関係するパラメータを用いて解析的に表現することも出来ていない。ここでは、有限状態通信路の面白い例題を取り上げ、この方面の研究の活性化をはかりたいと思う。
社団法人電子情報通信学会の論文
2008-09-30

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