干渉通信路に対する符号化問題の歴史と展望(若手研究者のための講演会)
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概要
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最近,携帯電話などの多利用者が絡むワイヤレス通信環境の整備が進む中で,マルチユーザ情報理論の理論的成果を積極的に利用しようという状況が,欧米の通信系の若手研究者を中心に生まれている。とくに,干渉通信路はマルチユーザ通信の基本的モデルとして注目を浴びている。干渉通信路の容量域を求める問題は情報理論の数多くの困難な未解決問題の一つとしてよく知られている。この講演では,この問題の歴史的概観とともに,最近の研究動向と今後の展望を語る。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-11-24