「地域援助技術」授業研究(第1報)
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概要
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社会福祉援助技術における「地域援助技術」の教授方法について、授業の展開やその結果などについてまとめた。授業(案)作成の過程において参考にしたテキスト等文献から、社会福祉援助技術における「地域援助技術」の位置づけや内容を概観し、学習者にとっては興味関心の薄い技術となる可能性があることを確認した。それらのことから、今回は、あるテキストを題材として用い、「地域」や「地域の構成要素」、「社会資源」について考え、理解することを目的に、KJ法によるグループワークなどを用いた授業を展開した。その結果について、学生の発表や感想から推察すると、グループワーク等を通じて、具体的に地域の構成要素や社会資源について考え、理解を深めている様子が伺えた。しかし、今回の授業は「地域」や「地域の構成要素」を理解することにとどまっているため、「地域援助技術」として必要な「組織化」や「連絡調整」などの技能の習得については、今後の課題である。
著者
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